• HOME > お知らせ 一覧 > スマートグリッドの国際的な賞「ISGAN AWARD」のテーマ発表・募集開始

お知らせ

2015年01月27日
画像

スマートグリッドの国際的な賞「ISGAN AWARD」のテーマ発表・募集開始

国際スマートグリッド行動ネットワーク(ISGAN)は、JSCAが加盟するGSGF(Global Smart Grid Federation)と協力し、今年もスマートグリッド分野における国際的な賞ISGAN AWARD(第2回)への応募プロジェクトを世界から広く募集します。

 

▼概要

第2回となる2015年ISGAN AWARDのテーマは「再生可能エネルギーと系統の統合」です。再生可能エネルギーを利用した発電は持続可能な環境づくりや気候変動の緩和、エネルギー安全保障の強化に対する大きな可能性を持ち、スマートグリッドによる電力系統への連系が鍵となっています。再生可能エネルギーと系統の統合を可能にする優れたスマートグリッド技術等を実証するプロジェクトは全て応募可能であり、以下4つの基準により審査されます。

 

 1. Potential Impact(潜在的な影響) …プロジェクトが有する潜在的な影響(効果)のことで、取り組み方法(アプロー
   チ)や設計(デザイン)、実施、ほか類似要素を含む。もたらされる恩恵の大きさに与える影響だけでなく、スマー
   トグリッドと再生可能エネルギーの展開と統合の、比率と規模にも与える影響のこと。

 2. System Benefits(システムの恩恵) …スマートグリッドの技術、システム、アプローチがどれくらいの付加価値を生
   み出し、各側面(経済、社会、安全、コミュニティなど)に対して直接・間接的な恩恵をどれくらい生み出すかどう
   か。そして、プロジェクトが対象(ターゲット)とするステークホルダーが誰なのか。つまり、エンドユーザーカス
   タマー(住居用・産業用・商業用)なのか、電力会社(ユーティリティ)なのか、配電系統運用者なのか。或いは、
   ネットワーク所有者なのか、エネルギーのトレーダーなのか、発電事業者なのか、他の誰かなのか。

 3. Potential for replication or adaptation(再現や適用の可能性) …スマートグリッドと連携した様々な再生可能エネル
   ギー源による発電を展開し統合させるために、プロジェクトの特性が再現可能かどうか、改造して新しい環境に適合
   させることができるかどうか、また、他の市場や環境、国に合った規模に合わせることができるかどうか。費用対効
   果のような特性が考慮される。

 4. Innovation(イノベーション) …主要なプロジェクトの要素(一つ或いは複数)がどれくらい新しく、斬新で潜在的に
   高い影響力を持つかどうか、即ちどれくらい変革をもたらすものであるか。

 

▼応募資格

確立されたプロジェクトだけでなく、パイロット、実証、展開(普及)段階のプロジェクトでも応募が可能です。
組織・企業・個人は問いません。

 

▼応募方法

ISGAN公式ウェブサイトで必ず最新の情報を確認し、応募書類を英語で作成して、ISGAN担当者宛に送付してください。

 

ISGAN AWARD公式ウェブサイト:http://www.iea-isgan.org/Award2015/Main

問合せ窓口(ISGAN AWARD担当者):award@smartgrid.or.kr

 

▼スケジュール

1月26日:募集開始

3月20日 25日:受付終了

4月中:受賞者への通知

5月 27日:授賞式(メキシコの第6回クリーンエネルギー大臣会合)

 

 

 

(参考1)ISGANとは

国際スマートグリッドアクションネットワーク(ISGAN)は、スマートグリッドの技術やシステム、経験を多国間で共有し推進していくため、2011年4月に国際エネルギー機関(IEA)の実施協定として発効した。メンバーは各国のエネルギー関連政府の代表者から成り、具体的な活動は作業部会である7つのAnnex(※)で実施されている。日本が参加するのは Annex1 とAnnex5 である。

また、ISGANはクリーンエネルギー大臣会合(CEM: Clean Energy Ministerial)の13イニシアチブの1つであり、このため、政策決定者に如何にアピールするかが活動目的となっている。

また、ISGANが官の連携とすれば、民の連携であるグローバル・スマートグリッド・フェデレーション(GSGF)とISGAN AWARD を実施するなど、協力体制を築いている。

 

※ Annex 1: スマートグリッドの目録(Smart Grid Inventory)

    Annex 2: SG Case Studies(スマートグリッド・ケーススタディ)

    Annex 3: Benefit - Cost Analyses(費用便益の分析とツールキット)

    Annex 4: Synthesis of Insights(決定権者のための洞察の統合)

    Annex 5: SIRFN(スマートグリッド研究施設の国際ネットワーク)

    Annex 6: Power T&D Systems(電力送配電システム)

    Annex 7 : Smart Grid Transitions(スマートグリッドの変遷)

 

(参考2)GSGFとは

グローバル・スマートグリッド・フェデレーション(GSGF)は、主に民間関係者がスマートグリッドの発展に向けて世界的に連携していくための母体として、 米国グリッドワイズ・アライアンスが中心となり2010年に発足し、現在18団体が加盟している。JSCAは発足当初から加盟している。

GSGF内ではワークグループが設置され、電気自動車、分散型電源、相互運用性(以上、2014年まで)、蓄電、システムフレキシビリティ、サイバーセキュリティについての課題を議論し、提言はGSGF白書として公開されている。

 

一覧へ戻る